林業の魅力

Forestry attraction

1 第一期終了生に聞きました

三浦 明日香(八戸市森林組合)

 先輩たちは優しく、面白い方々で会話が弾みます。

チェーンソーによる伐倒、玉切り、グラップルでの集積作業をこなしながら、自分で考えたことを先輩たちに相談しています。アカデミーでは、1年間林業の基本を学び、体力的にも自信がついたのでこの世界でやっていくという心構えができたと思います。

 これからも、先輩たちからいろんなことを聞いて、早く一人前の林業人になりたいと思います。

*班長 高間木 隆さんのコメント

 仕事に対する熱意があり、作業を上手にこなしている。

 アカデミーの1年間で大きなものを得たのではないかと思える。

三浦 明日香さんの画像
実習風景
実習風景

大坂 夢記(つがる森林組合)

 仕事が楽しくてしょうがない。

 松くい虫やナラ枯れの現場で伐倒、玉切り、くん蒸処理をチームで行っています。クサビの置き方もアカデミーと違うやり方を先輩から教わり、いろいろ試しているところです。

 また、先輩のみなさんのかかり木処理がとても早くびっくりしています。チームは自分含めて4人。自分が最年少だが年が近いので、みんなと話しやすいです。

 今後も、アカデミーで学んだように、基本を守りながら安全性を重視した作業に努めていきます。

*班長 神 俊哉さんのコメント

 作業の先が読めており、指示しなくても次の仕事をこなしている。

 伐倒も安全に行っており、基本に忠実ですね。しっかりしているから、こちらも安心して見ていられる。

大坂 夢記さんの画像
実習風景
実習風景

2 青森県のチェーンソーマンは日本トップレベル!

2018JLC総合優勝、WLC出場の
先崎倫正選手からの応援メッセージ

2018JLCの様子

2018JLC総合優勝、WLC出場の
先崎倫正選手からの応援メッセージ

林業作業の中でも、最も技術を必要とするのはチェーンソー作業です。

その技術を競う大会「日本伐木チャンピオンシップ(JLC)」が2年に1度本県で開催されています。競技は、立っている木を目標のポールに狙って伐り倒す伐倒や、丸太に付いている枝を切り落とす枝払いなど5種目で、操作の正確さやスピードに加え、安全性も重視されます。

この大会は、ヨーロッパを中心に開催される世界大会(WLC)の国内予選に位置付けられ、過去3回の大会では、本県出場選手が上位入賞し世界大会に出場しています。

特に、2018年に開催された第3回大会では、全国から集まった約70名の選手の中から、本県選手3名が上位を独占しました。

また、大会には約40名の審判が必要で、本県林業事業体の方々など、チェーンソーの基本動作を熟知したエキスパートが公正なジャッジを行っています。

選手や審判そして選手を目指す予備軍の存在からも、本県は日本トップレベルのチェーンソーマン集団と言っても過言ではないと思います。

JLCに関与する我々も皆さんの講義や実習を手伝います。そして、JLCやWLCを一緒に目指し、新たな青い森を作りましょう。

有限会社マル先先崎林業(弘前市)先崎倫正
研修生のコメント

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