青い森林業アカデミー

主伐

40年、50年と手入れを積み重ねてきた木の収穫です。
主伐は、チェーンソーによる伐採が一般的でしたが、最近では一人のオペレータで作業する高性能林業機械を使うことが多くなっており、伐採から枝払い、玉切りまで一度にできるようになってきています。
伐採後は、再び植林をして未来に豊かな森を届けます。

植林

地拵え 植林するための準備として、主伐により発生した枝や葉などを寄せて整理し、苗木の植え付けや、その後の保育作業などに支障が出ないようにする作業です。

植え付け 苗木は1本1本丁寧に植える必要があり、森づくりの第一歩としてとても大切な作業です。近年は、コンテナ苗を使用することで作業の効率化が図られています。

下刈り

植林した苗木は雑草木よりも成長が遅く、そのままにすると日光が当たらなくなり、枯れてしまうことがあるので刈り払い機を用いて刈り取る作業を行います。

間伐

樹木が成長すると林内が混み合い、成長が妨げられるため形質や成長が悪い一部の樹木は間引いて適度な密度を保ち、健全な森林に誘導します。
2回目以降の間伐になると、樹木の間隔が広くなるので機械作業が容易になります。